ブンブンの陰謀

ここでは以下の仮説のもとに思考を展開します。 ブンブンは普通に政権交代したら自分が破滅することをよく理解している。 ブンブンは南北統一で歴史に名を残そうとしている。 よって、何が何でも統一して、金王朝の執権として延命したいと考えている。

カテゴリ: 反日

今日も日韓両国民を刺激する反日ネタをブンブン政権は飛ばしてきていますね。火器管制レーダー照射問題では逆ギレで日本に抗議、半島出身労働者問題では新たな判決、売春婦問題では二人の女性閣僚が問題再燃発言。呆れるというか、よくもまあ、と思うだけで、反論する気も失せるほどです。
これに旭日旗や竹島、盗品の仏像横領など、政府が明らかに関与している反日扇動材料が多々あるわけで、ほぼ毎日のようにふざけた一手を繰り出してくるのですから手に負えません。
全てにおいて共通するのは、道理は韓国側にありそれに反論してくる日本は道理もわきまえないばかりか、歴史に対する反省のない劣等民族であるというレイシズムです。道理が彼らにあるかどうかも非常に怪しいですが、反論さえ許そうともしないのはまさにレイシズムじゃないでしょうか。
それがレイシズムだという認識もなく、恥ずかしげもなく延々とそこに固執しているには理由があります。
それが非常に使いやすいから。
まさにどんな料理にもマッチして、素材の悪さもコックの腕の悪さも隠すことができる万能秘伝のソースのようなものなのです。
韓国の指導者にとって、もはや手放すことなどあり得ない重要なソースですから、毎日毎日素材を追加して、決してなくならないように最新の注意を払わねがなりません。素材が足りない日は、無理筋でも新しいネタを捏造してでも鍋にぶち込んでソースが減らないようにしなければならないのです。
このソースの使い道は実に多彩です。これさえあれば何が起きても、「悪いのは日本だから」というエクスキューズを政府に与えてくれます。客船が沈んで高校生が大勢亡くなった時も、その船が日本の中古船であったことが大きく取り上げられていました。流石に無理筋すぎてその時はうまくいきませんでしたが。IMFの時ですら、日本が債権を引き上げたとか、日本の支援は完全に無視して反日ネタで失政を糊塗しようとしていましたね。
このソースの使い方ですが、実に多様です。まずは、自分たちの失態を隠蔽する場合です。サルの真似で批判を受けたサッカー選手が旭日旗が見えたからと言い訳したことは有名です。客船沈没やIMFなんかもこの使い方の一種ですね。次にもっともよく見るのが自分への批判を反日に逸らせる使い道です。アキヒロが竹島に上陸したことなどはこの使用法の典型例ですね。他にも変化球として、このソースを使わないと嘘の約束をして日本の譲歩を引き出すという高等戦術にも使えます。河野談話や慰安婦合意なんかはこれですね。請求権協定もある意味これかもしれません。
では、ブンブンは過去の為政者から引き継いだこの便利なソースを何に使おうとしているのでしょうか?
国民に不味い料理を食わせるためです。どんなに不味くてもこのソースさえあれば舌の麻痺した韓国人は美味しいと感じてしまうのです。
経済は現時点でも崩壊寸前ですが、これに日本からの制裁や、制裁破りを発端としたアメリカのお仕置きなどあれば破綻間違いなしです。その時にもっとも悲惨な目にあうのは国民ですが、全部日本の所為、アメリカにお仕置きされたのも告げ口した日本の所為。と日本に罪を押し付けることで惨めさを薄めることができるのです。「韓国は道徳的に日本よりも優れているのに、下劣な日本の陰謀で国民が惨めな思いをしている。いつかは日本にも天罰が下るし、韓国が復活した暁には日本に目にもの見せてやるので、今は少し辛抱してくれ。」というメッセージを国民に投げるのです。
さらに、在韓米軍の撤退にも使えます。「韓国として米軍を追い出したいわけではないが、悪辣な日本と間接的にも同盟状態にあることが我々のような聖人君子には耐えられるはずもなく、やむなく日米韓の枠組みから離脱することになってしまい、その結果として在韓米軍の駐留が難しくなった。」
北が非核化交渉に乗ってこない言い訳にも使えそうです。「日本がいずもの空母化など軍拡を重ねて威嚇するので非核化が困難になった」という言い草です。
ある意味、民族のレゾンデトール的なソースなんです。
不愉快ではありますが、これからも毎日ニュース繰り返される反日ネタの投下に対して過剰に反応すべきではありません。イデオロギーと自己保身の為に南北統一に突き進むブンブンの悪辣さを粛々と世界と韓国国民に訴え続けることが必要です。もう配慮はいらないので、韓国国民もびっくりするくらいの強いトーンでブンブン批判を発信した方がいいのではないかと思います。

リベラル派が主題のフレーズを使って右派を批判する事はよくある事だ。ただ、私が思うにそのリベラル派も、ならず者と似たり寄ったりの存在にすぎない。
だいたい、仕事もプライベートも充実して、自分や自分の近くに大切な人が多数存在し、自分がそれらの人たちの中で重要な存在であると自他共に認めている人たちは、こんなブログは書かないし、読みもしないのではないか?
韓国のやり口をニュースで見て嫌悪感を持ったとしても、それを解決するのは政治家や外務官僚などプロの仕事だとリア充は考えるもの。
自分自身は医者であったり、経営者であったり、有能なビジネスマンであったり、それぞれの道でプロフェッショナルと自他共に認められているが、外交は自分のプロフェッショナリズムを活かせる領域ではなく、その道のプロに任せるのが最適であると考えるものだ。
バブル期などはそのような自己像を持つ人たちが日本にも溢れていた。入社間もない若手社員が自分たちを「ヤンエグ」などと称していたものだ。ヤンエグはヤングエグゼクティブから来た造語だが、外資金融機関でも係長くらいの社員にバイスプレジデントなどと名乗らせていた。バイスプレジデントをそのまま直訳すると副社長とも解釈することができてしまうのだ。ヒラの営業がクライアントエグゼクティブと自称したりもしていた記憶もある。
ただ、そのころは景気も良かったので仕事量も多く深夜までの残業は当たり前だったし、収入もそこそこあったので残業後に六本木で豪遊なんてザラにあることではあった。当然睡眠時間は極端に少なくなり、まあ、当時はブログなんてなかったが、外交問題など意識の中にまるで存在すらしなかったのだ。驚くことに、同じ頃に世界ではベルリンの壁が崩壊し、マルコス政権が倒れたり、ユーゴで内戦が起こったり、世界は今と同じくらいダイナミックに動いていたのに、日本の若者は自分のことにしか関心を示さなかったのである。当然、このようなセグメントは保守化し、ノンポリ化し、選挙にもいかなくなる。この当時は竹下政権から宮沢政権までスキャンダルはいくらでもあったが政権基盤が揺るぐような事はなかったのである。今の中国で農村部の貧困層が動員されて反日デモに行ったりするが、都市の中流層は国際関係などに全く関心がないのと似ている。
さて、今の日韓の状況はそれぞれどうか?
韓国では若年失業率が高止まりしていると聞く。この層全てをならず者と言ってしまうのは行き過ぎではあるが、それでも確かに他にすることもないので愛国に走る環境は揃っている。片や日本ではここ数年は大卒の就職率も持ち直しているものの、その上の世代は非正規雇用の中で、なかなか先が見通せないグループが多く、愛国の予備軍になっているのではないか。
しかも、両国に共通することだが、20ー30代の層は幼少期からネット環境に馴染んでおり、ITリテラシーは極めて高い。様々な情報に接することが容易で、かつ、それらの情報から自分の「愛国」を補強する情報を選別する能力にも長けている。すなわち、非常に洗練され高度に理論武装された愛国グループになりやすいのだ。
こうなると、韓国では反日マスコミの誘導がなくとも、「愛国」自体が自己目的化し次から次へと自己増殖を繰り返してしまう。さらに韓国ではろうそくで味をしめてしまっているので、自分の「愛国」が否定されていると感じればすぐにでも過激な行動に移る可能性が高く、政権としても身動きができないのではないだろうか。もっともブンブンの政権も「反日」がツールではなく目的化しているので、これらの反日愛国グループと根幹が共通だ。韓国では若者のブンブン支持率がさほど高くないと聞くが、経済政策の失敗とともに、反日がまだまだ足りないと考えるグリグリの愛国反日グループのブンブン不支持の要因の一つではなかろうか。
このブログでも書き続けているが、日本から様々な制裁を課せば、彼らをさらに反日に追いやることになるだろう。私としては、ブンブンに対して、遺憾の意に留まらない激しい非難や国際社会での糺弾はすべきだと思うが、反日の愛国層をさらに先鋭化させるような制裁は実施しない方がいいと思う。VISA復活などは私は反対だ。人手不足にあえぐ日本の企業が韓国の若者を雇用することなどは私としては促進すべきだと考えている。それが、韓国若年層の反日愛国化にブレーキをかけ、ブンブンに懐疑の眼差しを向けるようになることを期待するのである。

今日だけの記事でも、日韓協定の協議を30日以内に行うつもりはないとか、レーダー照射問題で韓国軍も低空飛行するぞとか、常軌を逸した対日嫌がらせに精を出すブンブン。全ての懸案事項について解決する意図が微塵もないのが日増しに明確化していく。その流れを韓国マスコミも完全に政府広報を是として流布していくものだから、韓国で日本に対してはもっと強行であるべきだという意見が46%まで高まっているという。これが、60%、70%の水準まで行ったら両国関係は完全に危険水域に入ってくる。反日であることが全ての価値に優先するという認識が民族の基本的価値観となるのだ。
もちろん、足元の韓国経済は芳しい状況ではなく、GDP下方修正や、若年失業率の高止まりなど、先々の展望も暗くなる要素ばかりだ。若者の失業率が高いということは、その年代の人々が社会の中でハイレベルなポジションにつく訓練をしないまま歳を重ねていくということだ。日本でも失われた世代の人々が中年になっても非正規雇用の中で結婚もできずに苦労されている状況と同じだ。
韓国で失業中であったり、生活苦に苦しんでいる人たちが望むのはもちろん生活水準の向上な訳だが、韓国経済を上向かせるためには半導体、自動車、鉄鋼、造船の輸出を伸ばし、その利益を国内の建設投資に当てて内需を拡大するしかない。
ここでも、ブンブンは逆の道を進もうとしている。
まず、輸出だが、これは取引なので信用と信頼が最も重要。品質が良くて価格が安くても、信用と信頼ががなければ取引は成立しない。
信用を増すためにはいざという時の備えとして通貨スワップも大切だ。特に韓国のような経済規模が対して大きくない国ならなおさらだ。しかし、有効なスワップ相手国は日米くらいしかないのにもかかわらず、ブンブンはそれが難しくなるような愚挙ばかりなのだ。
信頼はどうか?2カ国問題であれば、日本との亀裂は深刻だし、多国間であっても日本の承認なしにTPP11に参加することも期待できるないだろう。 北と仲良くしても短期的には一銭にもならないし、中国は自国の状況優先でドラスティックに政策を変える国で長期的な信頼を置けるパートナーたり得ないことはサード問題で韓国人もわかっているはずだ。それなのに、経済的には韓国にとって非常に重要な日本に対してこの有様なのである。
そもそも、信用と信頼がある前提で、競争力のある価格と安心できる品質が伴わなければ輸出なんて伸びるはずもない。パクリというお家芸があるので開発研究投資が少なく済み、国際競合となったらWTO違反でも政府が企業を支援するウルトラCもあることから価格競争力はあるのかもしれないが、その他の信用、信頼、品質に関してはとても先進国水準とは言えないお粗末さなのである。ダムの決壊も品質上の問題だが、その前後の対応の酷さを見るに、運用とか訓練というかソフト的な品質の劣後はハードの品質の酷さを凌ぐほど、幼稚でお粗末なレベルとお見受けした。発注者はどこを見たんだろうか?
輸出に関しては見てきたようにお先真っ暗であるが、さらにブンブンの凄いところは、なけなしのキャッシュを公共投資に回して内需の底支えに使うのではなく、減税など大衆への還元に振り向けていることだ。日本でも宗教と関連の深い政党が選挙のたびにバラマキ政策を行うが、それも政権与党内で多少のパイを与えられて、それをばら撒いている程度なのだが、ブンブンは公共投資に必要な分までばら撒いてしまっている。国内の景気実感は既に氷河期だろう。
その状態でまだ支持率が50%近くあるのは驚きだが、このまま経済氷河期が続けばさすがに維持できないだろう。再びローソクの出番になるかもしれないのである。
ブンブンの頭の中ではローソクが自分に向けられる可能性は想定されていると考える。その時に反日ネタを総動員して、経済が悪くなったのは日本がスワップやTPP11、WTO提訴などありとあらゆる嫌がらせをしたためで、自分のせいではないと開き直るつもりではないか。それでもローソクが燃えていたら、ブンブンは戦車を出して踏み潰すくらいのことは考えているように思う。反対派に全て親日のレッテルを貼ればいいのだ。歴史的に見ても、半島では為政者が国民を踏み潰した事例は多数ある。金日成も李承晩もぜんとかんも似たようなことをやっているのである。そんな愚挙を正当化することは決してできないし、許されることではないが、それでも国民が仕方ないと納得するレベルまで反日のマグマを沸騰させることをブンブンは狙っているのだ。
 韓国の保守派からブンブンが必要以上に反日感情を煽っているというような批判が多少出ているようだが、それでも枕詞に「日本が悪いのは前提だが」のようなセリフがつく。本当は保守派はこう言わなければダメだ。「日本に理がある事象まで含めてブンブンは無理筋な見解を出し日本に喧嘩を売っている。それを垂れ流すマスコミとともに、日本が韓国の経済的問題含めて全ての悪の原因だという風潮を作ろうとしている。これは自己の無力を隠蔽するための工作だ。ブンブンは合理的に日本と和解を目指して会話し、韓国経済の立て直しを最優先事項として取り組まねばならない。南北統一は韓国経済が再び成長軌道に乗り、北の非核化が実現した後でいいのだ!」
こう言ってブンブンの陰謀にブレーキをかけて引き摺り下ろさないと大変なことになりますよ。今のままでは何を言っていようがいつかブンブンに親日のレッテルを貼られて粛清されますよ! 

1/14にシンガポールで行われた日韓実務者協議に対する両国のコメントがポツポツと出てきました。印象的なのは駆逐艦のレーダーに関する情報を要求した日本に対して「失礼」という言葉を使って韓国側が非難する記事ですね。日本のレーダー記録を出せと韓国側が主張したことは「失礼」にはならないのでしょうか?我田引水もいいところで通常の人間関係でも国際関係でもありえない話だと思います。
ここまで滅茶苦茶だと、言っている方もおかしさに気づかないはずもありません。同じ事を巡って、日本がやれば非礼、韓国なら問題なしというのは、日本にだったら何を言っても許されるとかの言い訳ですら使えないレベルの酷い言い草だと思います。
彼らの意図は、とにかくこの問題を長引かせたいの一点に尽きると考えます。日本からの謝罪を引き出せるとは思っていないでしょうし、それを望んですらいないでしょう。日本や国際社会からどう思われてもどういわれてもいい。日本からは韓国の国民レベルまで怒り沸騰するくらいの刺激的な韓国批判が来れば来るほどいいのです。その結果が経済や他の面に影響を与えることすらどうでもいいのです。そこまで腹を括っていると考えずに、この一連の韓国政府や軍による幼稚でお粗末な言い訳の理由が答えられますか?
目的はただ一つ。在韓米軍の撤退です。
レーダー照射問題と在韓米軍の撤退を結びつけるのは飛躍がありすぎるのではないか? という当然の疑問があろうかと思います。
そうです。今駐留している在韓米軍は中露朝に対する睨みを効かせる実務的な役割を果たしていますし、未だ休戦中とはいえ戦争が継続している朝鮮戦争の主体戦力として欠くべからざる重要な任務を背負って彼の地に存在しているのです。また、朝鮮戦争で戦没した4万人以上の米軍将兵や米韓覗く15カ国の連合軍戦士の志を受け継ぐものとして、朝鮮と中国から半島南部の西側領土を守っているのです。西側領土であって韓国領を守っているという意識ではないと思います。アメリカ人というのは陽気なヤンキーのイメージがあるのかもしれませんが、上位の職業軍人やビジネスマンなどは並並ならぬ使命感と責任感、達成意欲を持った強者なのです。そう簡単に任務を放り出すわけがありません。
それならなおのこと、レーダー照射問題程度で撤退を云々することにはならないのではないか? もっともな指摘です。
では、日韓の国民や、軍や、政府が、日米韓の演習はやりたくない。なぜなら日韓双方が相手を信用できないからだ!と声を大にして叫んで、演習を中止に追い込んだとしたらどうでしょうか?
軍というのは1回の実戦の前に100回の演習、100回の演習の前に1万回の訓練を必要とするものです。自衛隊が日頃訓練と演習に明け暮れているのは皆さんご存知でしょう。演習は実戦並みのコストがかかりますから、日頃の訓練で実戦に使えるレベルまで練度を高めた上でなければ意味がありません。演習は実戦とほぼ同じ環境とロケーション、道具立、人まで揃っていなければ意味がありません。沖縄左派の人たちが言うように演習だけどこかに持って行けとか、そんな甘いレベルの話では断固としてないのです。
日米韓は半島有事の際は協調行動する前提なので大規模演習以外にも訓練レベルで多くの協力を行っています。韓国軍の訓練を自衛隊がやっているようなケースもあるのです。いわんや、合同演習となれば両国が極限まで練度を高め、一糸乱れぬ共同行動をとるようにしなければ演習の意味がなくなってしまうのです。
レーダー照射事件やその他の反日嫌がらせに対して日本が正しいとは言え強硬な対応を行えば、韓国の政府やマスコミは一斉に日本は歴史に対する反省のない許しがたい国だと大キャンペーンをするでしょう。その結果として日頃あまり反日スタンスではない一般民衆まで反日に引き寄せられていくでしょう。その行き着くところは「日米韓同盟に日本は不要」「日本は敵国」「日本は信頼できない」などの声が燃え上がりローソクに火を灯すようなことになるかもしれません。
そこに投入する追加燃料として旭日旗もありますし、日本を悪者にして日米韓同盟から日本を追い出す画策をブンブンはしているのです。
日米韓演習ができないとか、日本が韓国に協力しなくなった結果として韓国軍の練度がますます下がってしまうとか、在韓米軍として本来の使命を達成するに十分な能力を発揮できないとなった場合、米軍は撤退します。前に「上位の職業軍人・・・は並並ならぬ使命感と責任感、達成意欲を持った強者なのです。そう簡単に任務を放り出すわけがありません。」と書きました。しかし、彼らにはどうしようもない理由で任務を遂行しうる環境が消滅した場合、彼らは合理的な判断を下します。
それがブンブンの最終目的地=南北統一に即繋がる重要なステップなのです。


慰安婦合意破棄や、半島出身労働者に対する賠償問題での65年協定破棄などは、被害者に寄り添うどころではなく、単なるツールに過ぎないのは衆目の一致するところである。もちろん日本叩きのツールであるのだが、では、日本を叩いたところでなんの得があるのだろうか?
日本人観光客減少など瑣末なデメリットもあるが、最大の問題は通貨スワップ再開の目処さえ立たなくなることであろう。破綻しなければいいと言っても、半導体も不調、車も不調、肝心の中国市場では安かろう悪かろうの韓国製より、激安で品質は韓国製並みの中国製品にシェアを奪われている現状だ。内需が薄っぺらな韓国なので輸出の不調は即刻プライマリーバランスの悪化に直結する。同じ事を続けていれば破綻のカウントダウンは始まっているのである。
では、技術を高めて再度成長軌道に乗ることができればいいのだろうが、今まで日本の技術を移転して貰って経済成長の推進力を得ていたのに対してこれからは今までのようには行かないであろう。パクればいいと言っても、流石に時間はかかるだろうし、技術革新の速度は日々増しているのである。量子コンピューティングなどの技術が実用化されれば、今まで半導体輸出で大儲けしてきた図式すら成り立たなくなるのである。韓国の基礎研究技術が未発達であることは大学ランキングでも科学分野でのノーベル賞授賞者がいないことからも明白である。欧米は知的財産権に対する警戒心が強くパクリ憎いが、今まではお人好しの日本人がジャブジャブに韓国に技術を与えてあげてきたのである。その事実無くして漢江の奇跡と言われる経済発展はあり得ないわけだが、反日をツールとしてきた政府はその事をひた隠しにしてきた。話が逸れてしまったが、今の韓国の経済はボロボロ一歩手前というところで、さらに未来に明るい展望が見え無いと言う事だ。そして、それを解決するための日本による技術支援や、債務超過に陥った場合の保険としての通貨スワップも日本が受け入れられない状況を韓国政府自らが作り出しているのである。経済的には日本に頼るしか韓国の生き残る道がないにもかかわらず、自ら反日を強化し、日本が手を差し伸べる路を閉ざしているのである。
日本人から見れば、それはそれで韓国人が決める話なのでどうであっても構わないが、普通の国家指導者としてこんな行動はあり得ないだろう。あまり気持ちはよく無いが、韓国が表立った嫌がらせをして来なければ、日本の政府や企業は韓国を支援し続けるのでは無いだろうか。お人好しの日本人を騙そうと思ったら、ブンブンがほんの少しだけ真っ黒な腹の底を隠しさえすればいいだけなのだ。非常に簡単な事だ。昨今の連続嫌がらせで多少難しくはなってきているが、棚上げして非難はしませんよくらいのおべっかで相当数の日本人は騙せるはずである。なんせ、日本も反日マスコミによる自虐史観の刷り込みは相当なレベルまで進んでしまっているのだから。
そんな簡単なことさえしないで、亡国への道に繋がる反日嫌がらせを繰り返すことにブンブンの真意が見えてくるのである。国が滅んでもいいくらいのご褒美があるのだ。
最終的なご褒美は統一で、それに便乗した新憲法制定、その中でのブンブンの永世執権となるわけだが、そこに至るにはステップが多い。在韓米軍排斥に加えて、どうしても踏まなくてはいけないステップが韓国人マジョリティーの極左化だ。日米韓の体制にアレルギー反応が起きるくらい、日本を憎む国民を増産したいのだ。今の韓国でも政府やマスコミと違って、一般国民は冷静でとてもいい人も多いのだ。私も何回も訪韓したし、韓国人や在日の友人も多数いる。変人もいるがマジョリティーは普通のまともな人たちだ。今の状況で無理矢理在韓米軍の排斥などと言い出したら、さすがに逆ロウソクデモが始まって政権瓦解してしまうだろう。反日と言っても最終的に日本はどうでもよくて、反米というか、反日米韓同盟の機運を盛り上げるための序章として徹底した日本ディスカウントに出てきていると思えるのだ。
その文脈で言えば、日本叩きのネタは多ければ多いほどいい。解決できない方がいい。日本が怒って韓国に批判的な事を言って韓国人の日本憎悪が進めば進むほどいい。 日本の一般人にまで韓国憎悪が浸透してあたかも核分裂臨界反応のようにお互いに罵詈雑言が飛びかえば飛び交うほど良いのである。そして、最終的には日本の方から断交や日韓協定破棄を言い出せばブンブンにとってはこの上ない勝利なのである。
そこまでは行かなくても、在韓米軍排斥へのステップを踏むツールとして、ブンブンは日本を利用しているのである。 

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